

明日からはもう5月、日々雪解けが進む様に心も解れていく今日この頃。
東京は浅草橋パラボリカ・ビスにて、人形寫眞文庫の出版記念展が開催中です。
そこで、久し振りになりますが小品を制作しましたので、5月2日より追加で展示して頂く事となりました。
作品タイトル 『le bourgeon』ル・ブルジョン
芽や蕾といった意味です。
人形作品を花としたら、物語の一端を感じるこうしたパーツは萌芽の兆しもしくは芽そのもののようだと思い、このタイトルに至りました。
窄んだ掌は蕾のようにも見えるとも思っていたので、しっくりと合うタイトルに出会った心持ちです。
因みに、このシークレットブック、フランスのアンティークを使用しているので雰囲気をあわせてフランス語のタイトルにしてみました。
内容についてですが、収められている掌はいつもの人形サイズよりやや大振りにしてあり、手に取った時の存在感が増すよう意識しています。
箱内蔵の取り付けフックから外して取り出すことが出来ますので、胡粉仕上げのしっとりとした肌を感じて頂けたらと思います。
他にも自家製のローズヒップ(グラハムトーマス)のドライや、蝶に金属プレートで彩りを。
写真ではあまりよく見えないかもしれませんが、黒い短冊状の物はタイトルバナー。
今回の出版を記念して、人形寫眞文庫のDMから切り出してあります。
せっかくなので、今しかできないパーツ選びをしてみました。
よろしければ、会場にて細かなところまでご覧くださいませ。
会期は5月11日までです。
尚、10日と11日には私も在廊予定です。
時間は流動的になりますが、見掛けましたらお気軽にお声掛けください。
詳細▶︎
http://www.yaso-peyotl.com/archives/2015/04/makimiyasai.html
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