2012年01月31日 01:20
毎日毎日、まーいにち、相変わらずの雪まみれの新潟です。
ブログをご無沙汰している間、雪下ろしやら除雪作業やらで、地味に体力を削がれている日々でした。

アトリエからの眺めも、こんな感じで……。
もう重機をつかっての除雪作業です。
***
そんな雪国を脱出して、先週、東京へ展示会を観に出かけてきました。

まずは、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで行われていた、歌川国芳展の後期。
前期を見逃してしまっていましたが、後期の今回も迫力満点。
なんてったって、構図がかっこいいなぁ…と惚れ惚れしてしまいました。
その後は、前回の記事でご紹介したパラボリカ・ビスでの展示会、夜想・人形展2012[レクイエム/ルネサンス]を観に。
まずは、一階の展示室。
安藤早苗さんの作品を一度にたくさん拝見するのは初めてだったのですが、さすがの密度感に心地良い時間を頂きました。
大きい作品の、気持ちよさ。
私も、粘土作品でもっと大きなのにも挑戦していかなきゃな…と思ったり。
木村龍さんの、流れるような裸体の固定ポーズの女性も圧巻でした。
躍動感と柔らかさ、それだけに留まらない魅せる力。
どの角度をとっても、たっぷりの情感で観る者を惹きつけます。
そして、サーニットの林美登利さんの海月姫(だったかな?)。
静かで可憐な閉じた双眸からふと目線をそらすと、柔らかな粘膜を想起させる触手や傷…?
その落差の生み出す歪は、えも言われぬ色香を感じさせます。
そして、2階展示室では、中川多理さんの個展『白い海Ⅱ』。
作品自体はブログなどで拝見していましたが、実物を目の当たりにしたところ、その印象の違いにびっくり。
手足の先細った子供たちは一見グロテスクなように見えるかと思いきや、むしろその逆である成長していく過程の愛らしさや健気さを強く感じました。
そして勿論、その一見弱々しい形態の奥に光る存在の確かな強さ。
それが強烈な魅力となって、ジクリと胸に残る……静かで深い…そんな個展でした。
1階2階どちらも濃密な手ごたえの展示に、日帰り強行ツアーでしたが心から満足の行く旅でした。
ああ、素晴しい展示を拝見できて、本当に幸せ。
人形って素晴しい……!!
会期は2/13までとまだ余裕がありますので、是非、皆様にもお運びいただきたい展示会です。
悩まれている方がいたら、もう絶対に行った方が良いですよ!と、声を大にして言いたい程。

さ、明日も頑張ろう♪
ブログをご無沙汰している間、雪下ろしやら除雪作業やらで、地味に体力を削がれている日々でした。

アトリエからの眺めも、こんな感じで……。
もう重機をつかっての除雪作業です。
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そんな雪国を脱出して、先週、東京へ展示会を観に出かけてきました。

まずは、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで行われていた、歌川国芳展の後期。
前期を見逃してしまっていましたが、後期の今回も迫力満点。
なんてったって、構図がかっこいいなぁ…と惚れ惚れしてしまいました。
その後は、前回の記事でご紹介したパラボリカ・ビスでの展示会、夜想・人形展2012[レクイエム/ルネサンス]を観に。
まずは、一階の展示室。
安藤早苗さんの作品を一度にたくさん拝見するのは初めてだったのですが、さすがの密度感に心地良い時間を頂きました。
大きい作品の、気持ちよさ。
私も、粘土作品でもっと大きなのにも挑戦していかなきゃな…と思ったり。
木村龍さんの、流れるような裸体の固定ポーズの女性も圧巻でした。
躍動感と柔らかさ、それだけに留まらない魅せる力。
どの角度をとっても、たっぷりの情感で観る者を惹きつけます。
そして、サーニットの林美登利さんの海月姫(だったかな?)。
静かで可憐な閉じた双眸からふと目線をそらすと、柔らかな粘膜を想起させる触手や傷…?
その落差の生み出す歪は、えも言われぬ色香を感じさせます。
そして、2階展示室では、中川多理さんの個展『白い海Ⅱ』。
作品自体はブログなどで拝見していましたが、実物を目の当たりにしたところ、その印象の違いにびっくり。
手足の先細った子供たちは一見グロテスクなように見えるかと思いきや、むしろその逆である成長していく過程の愛らしさや健気さを強く感じました。
そして勿論、その一見弱々しい形態の奥に光る存在の確かな強さ。
それが強烈な魅力となって、ジクリと胸に残る……静かで深い…そんな個展でした。
1階2階どちらも濃密な手ごたえの展示に、日帰り強行ツアーでしたが心から満足の行く旅でした。
ああ、素晴しい展示を拝見できて、本当に幸せ。
人形って素晴しい……!!
会期は2/13までとまだ余裕がありますので、是非、皆様にもお運びいただきたい展示会です。
悩まれている方がいたら、もう絶対に行った方が良いですよ!と、声を大にして言いたい程。

さ、明日も頑張ろう♪
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