2015年08月25日 12:22



『mûrir』
2015/08 制作
石粉粘土 胡粉仕上げ
アンティーク木箱(オーク)
アンティークレース
ドライフラワー(柘榴・河原ハハコ)
小品『mûrir』が完成しました。
こちらの作品は、11月にパラボリカ・ビスで開催予定の展示会イメージに寄せて制作しました。
前作の掌よりサイズアップし、手首までを含めて制作していますので見所の多いものになっているのではないでしょうか。
特に箱内への固定はせず、アンティークのリボンも装飾的に軽く乗るだけのものとなっていますので、写真にあるように取り出して何か軽いものを乗せたりするのも素敵です。
因みに手首の収まっている箱は1900年代初頭の長い時を経た品で、オーク材の重厚でいて温かみのある手触りは心地好い物となっています。
タイトルのフランス語『mûrir/ミュリール』とは、実る・満ちる・熟すなどといった意。
熟れた赤い実。
時は満ちて。



発表は、近日パラボリカ・ビスにて。
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