休日に

2016年03月10日 15:34




三寒四温の言葉通り、暖かな日が増え始めた3月。
東京の最高気温20度という目を疑うような陽気の火曜日に、久方ぶりの展示巡りへと出掛けてきました。
いつもの仕事の合間に慌しく鑑賞するというのではなく、お休みを丸々使っての展示巡り。




丸の内でお友達と待ち合わせて向かったのは、まずひとつめ
『PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服』
3/4-5/22 三菱一号館美術館 http://mimt.jp/paris-hc/

1900年代から現代までのオートクチュールの歴史を概観。
約100年前のドレスやケープのいまだ色褪せない美しさに目を瞠ります。
1920年代のオリエンタリズムやアールデコのロマンティックさは、職人の高い技術力による美麗な刺繍やビーズワークが生かされ、その手仕事の確かさに感動を覚えます。


ふたつめは、丸の内から程近い銀座で
『YÔKAÏNOSHIMA/シャルル・フレジェ展』
2/19-5/15 銀座メゾン エルメスフォーラム 8F 入場無料
http://www.maisonhermes.jp/ginza/gallery/archives/14259/

日本の祭礼や儀式装束を纏った姿を、フランスの写真家シャルル・フレジェが記録していきます。
従来の民俗学的アプローチとは違った視点を感じつつも、それ故に客観視され浮きたつYOKAIたち。
前作ワイルドマンシリーズも数点展示されていましたが、そこに見る共通性と相違点など、人々の異界との交流の営みを想うものでした。
世界中古くから続くこの営みは、人形制作をする上で私の感じるものにも繋がるのかもしれません。
シャルル・フレジェは恵比寿でも展示中との事。
シャルル・フレジェ展「BRETONNES」
http://mem-inc.jp/2016/02/06/160210_freger_jp/
3/13までですが、こちらも興味深く面白そうです。


そして最後は、浅草橋へ
『eclectic 夜想+平安工房人形展』
3/4-28 パラボリカ・ビス http://www.yaso-peyotl.com/index_17.html

言わずもがなの、新作旧作力作が勢揃いです。
同時開催の中川多理さん作品エレンディラ、南米の太陽を想わせる野性味のある少女も素晴らしく。
同時開催されている江村あるめさんの『ひなまつり』展は、人気のひなドールたちが圧巻の21体。
とにかく画像で拝見していたのよりも想像以上に細やかな造形とディティールへの拘りがあり、自然光の下で見る愛らしさは出色。
サソリ風味のマンティコアちゃんがお気に入りでした。
今回、なぜか褐色肌の作品が多かったのは何故でしょう?
偶然の一致もまた楽しい見所の展示会でした。


一日目いっぱい楽しんで、エネルギー満タンチャージ。
良い春の日の一コマでした。







お付き合いしてくれたお友達に感謝。


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